東大阪工場オープン

ビーテックニュース

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完全復元のビーテック!

2018/06/02

夕刻に、レッカーで運ばれて来た「クラウンマジェスタ」。停車中に後方からかなりのスピードで追突されたとか・・・。運転者には幸い大きな怪我はなかったのも大型高級車だからこそ。

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レッカー業者が最初に持ち込まれた修理工場では、「これは完全復元は難しい」と断られたという。まだ登録して3年目の車検を受けたばかり、オーナーは何としても治して欲しいと強い要望が出され、「ビジレンビーテック」に運び込まれた。(人間に例えると大怪我をした方が救急車で病院をたらい回しされるとことだった)

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早速「手術台???」、フレーム修正機(イタリヤ製:スパネージ)に載せられた。衝撃でボディーも左に傾いている・・・。冶具にしっかり固定し1㎜単位でフレームのネジレを計測。

後部トランク部分も完全に変形しているので、かなりの大手術(修理)になるのは間違いない。

IMG_1061執刀医は「黒木鈑金整備士」が担当する。損傷部分を取外し骨格部分の歪みをメーカーの寸法表通りに修正していく。

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粗々のパネルが外され、新品部品の取付に入っていく、ここからが腕の見せ所!

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フレーム部分の補強は完全に復元、ここもメーカの寸法図にしっかりと合わせていきながら溶接していく。

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要所要所に於いては、工場長の指示を仰ぎながら慎重に作業を進める。粗々原型が戻ってきた。最後の仕上げに入る。凄い技術だと取材をしていても感動してします。次は塗装チームに仕事が引き継がれる。

IMG_1153塗装を担当するのは「津村一級塗装士」、塗料はアメリカ製の有名なメーカー「デュポン(現社名:アクサルタ)」で仕上げる。仕上がりに期待が集中する。

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塗装前の準備は特に丁寧に行い、入念にチェックをする。

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IMG_1198トランクとボディーは別々に塗装をするこれで細部までしっかりと塗装が出来ると津村一級塗装士は語る。それだけでない!塗装ブース内の照明を全て消灯した。

IMG_1196こうしてIEDのハンドライトで細かい部分に塗りムラが無いかを入念にチェック!

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仕上がった、最終チェックは「塗装責任者」がチェック!「OK!出そう!」

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工場内に出すと、余計に美しく見えるのは気のせいなのか???ここからは、また「黒木鈑金整備士」が担当して仕上がった新品部品を取り付ける、これも神経を使う作業の一つである。

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4輪ホィールアライメントもおわり、センサー関係も全てリセット。最終点検は、整備主任者でもある、「染川フロント係長」(二級自動車整備士・自動車検査員)が徹底的に分解した箇所のチェックに入る、テストハンマーでボルトの緩みはないか?各部入念に最終チェックをし、工場長の合格㊞をもらい納車準備になる。

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本日6月2日(土)に納車が決定!

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最後の仕事は、「ロジスティクスチーム:西田サブリーダー」に託された。お客様の下へいざ出発!お客様も自分の愛車との久しぶりの再会に感動されることだろう。納車をしてお客様に車のカギをお渡しするまでが、我々の仕事「安全運転で行ってきます!」(白い手袋がその気持ちを表す)

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最後に、改めて「ビフォー・アフター」の写真を載せさせていただこう、これが「完全復元」ではないのか?ビーテックの工場長が語っていた、「私達に修理出来ない車は無い!修理金額と修理日数全てをトータルで修理をした方が良いのか、乗り換えた方がいいのかを判断するのはカーオーナーであり、保険会社でもなく、我々修理業者でもなく、カーオーナーである。その為には修理工場としては、『修理不可能』なんて言葉は言ってはダメ!修理は出来ますが、これだけの費用と時間がかかりますが、如何されますか?とカーオーナー様の判断を仰ぐのが本来の形である!」と熱く語った。

<編集後記>

今回の受入は「染川フロント係長」⇒「鈑金作業:黒木鈑金整備士」⇒「塗装作業:津村一級塗装士」⇒「組み付け作業:黒木鈑金整備士」⇒「最終チェック:染川フロント係長(整備主任者・二級整備士・自動車検査員取得)⇒「納車担当:ロジスティクスチーム西田氏(某メーカー系ディーラー営業経験)」

一台の車が一工場に入庫しても、これだけの専門職の分野に分かれています。「鈑金塗装工場」は、如何に専門職との連携が大切であることが見て取れます。改めてビーテックの技術陣のクォリテーの高さ、工場設備は超一流であることが再認識されました。これからも「どんな車でも修理出来ます!完全復元出来ます!」とお客様にはお応えして行きたいと思います。あっぱれ!ビーテックスタッフ!

(取材・撮影・文責:辰巳)