ビーテックニュース愛読者の皆さまに対し「暑中お見舞い申し上げます！」昨日、西日本は梅雨明けを宣言されました。昨年よりは10日以上も遅い梅雨明け！しかし、いよいよこれから「夏本番！」熱中症にはくれぐれもご注意下さい！そんな青空の下ビーテック工場内の気温も一気に上昇する。

　　　

今年の梅雨は、やはり少し異常気象で「局地的な豪雨」が続いた。昨年のように大型台風直撃などは免れたいところではある。

さて、一方工場の中は一気に36℃を超えている、毎年のこととはいえ現場スタッフ達も年々年を重ねているのだから暑さ対策は必要な季節。会社からはスポットクーラーが支給されてきた。（うれしー）

先日、大手自動車メーカー系販社の内製化BP工場を見学に言ったときに、各作業場にエアコンダクトが降りてきており一人の作業者に一つのエアコンダクト・・・。一人一人の効率を考えているのが伺える。（さすが大手！）

我々、ビーテックはそんな予算も「ランニングコスト（電気代）」も捻出出来ない。そこで出入りしている業者「生興塗料㈱」の平田氏が「扇風機付ジャンバー」を提案してくれた。試着をし、ファンを回したら「お～！」と声が出るほどに通気される。しかし、このジャンバー１着の価格が結構なお値段。

腰辺りの左右に吸気ダクトが・・・、しかしこれって余計に暑いのでは？と思い試着してみると、体の中に風が連続的に通ることで体温の上昇を抑えるとか・・。確かに涼しい。

しかし、これを技術者全員に支給するとなると、結構は出費になる。会社の「決裁は通るか？？」ドキドキして「稟議書」を提出した。すると、ビーテック役員が全員承認その日のうちに「西村代表」から、直接「承認」の電話を頂いた。「そんな良いものがあるのなら、直ぐに導入し現場技術者全員に支給すること！」との電話が入り、「ありがとうございます！」と感謝しお礼を申し上げたあと、西村代表は「それで、効率が10％上がると思ったら、安いもんやろ！ん？(笑)」とのこと。（え～・・・・。つらい）

梅雨が明ける前に、社名もプリントして現場技術者に配布された。梅雨の間はまだ使用している者はいなかったが、本日から、現場技術者は一斉に通気ジャンバーを着て作業をしている。

胸には、ビーテックの社名とロゴ。しかしこれって防寒ジャンバー？？。

　　　

一見、ダウンジャケットみたい。（なんか暑そう！！！）

車体の下にもぐって、最終チェックをしている、この道「40年」のベテラン鈑金士（長川氏）。さすがにこの道40年の技術者になると、「そんな、軟な通気ジャンバーみたいなん格好悪くて着てられんわ！、邪道や！」ん・・・・？（着てる？）

　　　

「着てた(笑)・・・。」それもファン全開（強風）。「これは、ええわ！首元から空気がガンガン抜けていきよる」仕事もはかどるわ～。40年前の暑さと今の暑さは全然違うで！生興塗料さんもええもん紹介してくれたな、それもやけど会社もよう承認してくれたな！感謝せな！（長川氏：談）」

　　　

調色中の「大谷１級塗装士」は、「調色って、妥協できないんですよ！調色室にもスポットクーラーがありますが部屋全体までは冷えないのが現状・・・、このジャンパーを着てからは落ち着いて調色出来るのですごく助かります。一発調色を目指します（大谷塗装士）、ゴルフで例えるなら１パット（ロング）ですわ！（大谷氏：談）」とのこと。

　　　

ここにも居た！「兵頭塗装リーダー（１級塗装士）」塗装ブース内で本塗りの準備に入っている。「涼しい？」の質問に、「あのね、涼しくはありません、今この塗装ブース内は38℃を超えてますので、しかし！全然マシです。着てると着てないとでは大違い！です。この本塗りの前の下地処理は結構細かい仕事なのです、そんなときに汗をタラタラ流しながらやっていると、本塗りの時には体力を消耗してしまってフラフラ」本当にありがたいですわ。」と絶賛。

「ビーテックは現場ファーストの会社！」現場の方々が働きやすい環境を常に考えております！今日も早く仕事片付けて早く帰ろう！！！」（ビールが美味しいよ～！）

＜編集後記＞今年の夏は始まったばかり！当然人間のやることなので、職場の環境でいくらやる気を出しても、必ず途中で挫折してしまうか、体調を崩してしまう。50年前と今では暑さが違う、その証拠に50年前の車にはまだ「エアコン」が標準装備されていなかったのが紛れもない証拠。現場技術者は、毎日「汗だく」になって頑張っております、またビーテックでは、巡回サービスカーに乗って、お客様の庭先での点検・オイル交換も実施している、その担当者は屋根の無い「炎天下」の下での作業が強いられる。それぞれに「暑さ対策」を行い、喉が渇く前に水分補給を心がけましょう。全員元気にこの夏を乗り切りましょう。（撮影・取材・文責：辰巳寛一）