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ビーテックニュース

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㊗「二級金属塗装技能試験:合格しました!」(東大阪工場・市野二級塗装士誕生!)

2021/10/05

ビジレンビーテック株式会社では、技術スタッフのスキル向上の為、お客様の信頼向上の為に技術者には様々な資格を取得してもらっている。「自動車整備士・3級・2級・検査員」・「自動車車体整備士」・「金属塗装技能士」等々・・・。

この業界の技術者はよく「職人」と呼ばれているので「資格はワシのこの腕や!」と自負される方も多いがそれはとても素晴らしいことではある、しかし「資格」というものとはまた違ったものであると「ビジレンビーテック」では考えている。

今回特筆すべきは「金属塗装技能士」である、ビジレンビーテックには現役塗装士が「東大阪工場に5名」と「門真工場に2名」在職しているが、実にその6名の塗装士が「一級塗装技能士」である。一昨年前に専門学校から入社した「市野塗装スタッフ」を除いて他の先輩塗装士の全てが有資格者ということ。

IMG_5602東大阪工場にも、その「証し」が壁に記されている。ここに「市野二級塗装士」の合格証が並ぶことになる。

この金属塗装士の難関は実技にある。自動車補修用の材料(パテ等)は非常に使い易くなっているがこの実技試験では「ラッカーパテ」という、もうこんなパテ(補修材)などは使ったこともないし、今後使うこともない材料であるが、国家資格の実技とは「昔の材料」を使える者が今の進化した材料を使うという考え・・。

調色も日頃はコンピューター調色器で色を合わすが、技能試験では、与えられた原色塗料を目分量で色合わせし見本の「色」に合わせる・・・、(昔はそうだった)。

IMG_5580とにかく、練習しかない塗っては剥がし、塗っては剥がし、合格ラインになるまでは徹底的に練習するのみ、市野塗装士はお休みを利用して、6月に受けた講習の教材を再現した板に、何度も何度も練習してる姿を目にした。先輩塗装士からは色々なアドバイスを受けて何度も、何度も。また、実技試験は講習から1カ月後に行われるのでそれまでには合格ラインに達しておかなけばならない。

8月の最終日曜日には学科試験・・・。そして10月1日に「合否発表」。それまでは会社も本人もまた、先輩塗装士方々も不安で不安で・・・(笑)。

そして発表日・・・。「合格してました!」(市野塗装士)と朝一番に喜び受験番号を合格発表のプリントを持って来て、受験番号「Aー002」を確認・・・。

IMG_6239よっしゃ~!「確かにある!間違いない!」(よかった~!)。その喜びの顔がこちら・・・↓↓↓。

IMG_6241事務所内、マスク着用なのでマスクごしからもその満面の笑みが伺える。そしてついに・・・・。ついに・・・!

IMG_6242胸のワッペンが、「peinter(ペインター)」から「二級塗装士」に変えられた・・・。塗装スタッフから「塗装技師」になった瞬間!!その後の朝礼で全員に報告、全員から「拍手喝采!」(よ~やった!頑張ったな~!)。令和3年10月1日・・・。この中国武漢肺炎「陽性者」もワクチン効果で収束気味になり全国的に「緊急事態宣言」解除。そんなことより、市野塗装士は「本日の喜びは忘れることはないです!昨年はコロナ禍で講習も試験も中止になり、今年やっと受験でき1発合格できたのも、松岡BP統括部長始め、先輩(一級塗装士)のご指導のお陰です!ありがとうございました!」と目頭を赤くして力強く語った。

編集後記>:しかし、この業界は何時までも「勉強・勉強」をして技術力(スキル)を上げて行かなければなりません。一つ、一つの階段を上り更に大きな塗装技術者になって欲しい・・・。しかし、市野氏の喜びは半端ないものがあった!そんなに嬉しいか?と改めて聞いた・・「そりゃ嬉しいですよ!ビーテックに努めている限りは、毎月『資格手当』がつくんですよ!こんな嬉しいことあります?3年後は『一級』に合格して先輩を同じ『資格手当』を狙います!」そこかい!(と突っ込んだ・・・、取材・文責:辰巳寛一)