6月12日（土）と13日（日）に、国家資格の「二級塗装技能士：予備講習」が行われた、「市野塗装スタッフ」が今回チャレンジする。本試験を「7月3日」及び「4日」に、実技試験を控えた・・・。もう後には引けない・・・。

ビジレンビーテックに在籍する「塗装スタッフ」は東大阪に４名、門真工場には「2名」この全員が「一級塗装技能士」を取得している有資格者。なので、社内では単に「塗装士」とは呼ばず「塗装技師」と呼ばせて頂いている（所謂・先生の立場）。

その中で、今回「市野塗装スタッフ」も「塗装技師」としての称号をもらう為（いや・・、資格手当の為？？？）に、先ずは「二級塗装技能士」の国家試験（厚労省：管轄）にチャレンジする。「予備講習」を終えた3週間後に「本試験」。その間に練習をして当日に備える。

当日は一発勝負！失敗は許されません、「年に一回の試験」なので、不合格ならまた１年後・・・大阪では合格率が「40％」を下回る難関。

工場の片隅に・・・、市野氏の姿が・・・「あれ？今日は公休だったのでは？」と聞くと。「試験まであまり時間がないので『公休』を利用して、工場の片隅を使わせて頂き、練習してます・・・」。なるほど自分を追い込んでいるんだ。

この教材に、昔ながらの「ラッカー・パテ」塗りと、研ぎ作業・・。

「どないや？の質問に」、「いや～、講習で教えてもらったんですが、難しいですわ～、それと今どきこんなラッカーパテなんか使いませんからね・・・」。

仕事の合間に来た、「松岡BP統括部長が、『ちょっと貸してみ』とささっと塗り込み、仕事場に行ってしまった・・・。（早くて綺麗・・・）

私の作品がこれ・・・、明らかに違いがわかる・・・。（やり直し）当日ここで手間取ってしまうと、この後の作業でタイムオーバーとなって失格になってします。何としてでも今日中に「速く、綺麗に」仕上げる練習を何回も、何回も行う・・・、これだけで今日は終わってしまいそう・・・。

　　　

「お～い、もうそろそろ終わろか～・・、おっなかなか様になって来てるな～」行けるんちゃうか・・。

「はい！だいぶようなってきました！」月曜日から仕事が終わったら、何回も何回も練習して、当日失敗しないようにしていきます。この上から「サフェーサー（下地塗装）」をして、その後「本塗り」（調色は目分量：計測器なし・・・）、最後に「仕上げ工程」・・・間に合うか？？？。「頑張れ！市野」先輩が全員「一級塗装技能士」は一発で合格している！落ちる訳には行かない、最後まで悔いの残らないように練習をして下さい。（取材・文責：辰巳寛一）