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ビーテックニュース

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新車は「慣らし運転が必要!」(人が車に慣れるまで!)

2020/10/10

台風14号が列島南部をかすめた、9日(金曜日)から猛烈な雨風。そんな中、ビーテックに事故車がレッカーで搬入されてきた。「え!まだ新車では???」

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雨でスリップしたのか、運転手の方はかすり傷一つ無かったのが不幸中の幸いと言えるだろうが、心の傷は癒すことが出来るのだろうか???

IMG_3174両側のエアバックが守ったとはいえ・・・。

IMG_3175距離はまだ、「1.600km」・・・。納車されて10日目の事故。

最近の新車には、色々な走行に関する安全装置や、止まる操作、曲がる操作も色々備わっている。しかし、その車体を支えているのは「4つ」のタイヤ。車が限界までコントロールするが、その限界を超えた場合は制御不能となる。

また高級車になればなるほどにスピード感覚が無くなる、気が付けば一般道で100km/hを超えていることも多い。「走る・曲がる・止まる」がコンピューターで制御されているとはいえ、最終的にはドライバーの操作になるのが現状である。昔の車は「新車から乗るのは慣らし運転が必要」と言われてきた。これは車のエンジンから各部がまだしっくり馴染んでいないから、優しい運転をお願いしてきた。

最近の車は製造制度が良く、「慣らし運転は不要」と言われているが、それは間違い!新しい車に乗り換えた場合はまずドライバーがその車に慣れるまでは「慣らし運転」が必要になる。その車の特性をゆっくり安全運転で「慣れて行く」ことが必要。メーカーでは「ぶつからない車」を目指して開発が進められているが、実際はどうなんだろう?

ドライバーの「モラル」が大切であり、ぶつからない車は時としてとてつもなく危険な車になってしまうのではないだろうか不安がよぎる。

これから、季節は冬に向かう変わり目・・・、今年は台風の発生がまだ少ないが油断は禁物。突然の雨などの道路環境に応じた優しい運転が必要である。(撮影・文責:辰巳寛一)

<編集後記>:新車を発注して、納車まで最近は2カ月から人気車種になると半年ほどかかる、やっと来た!と喜びまた違ったライフスタイルに、テンションもMAX!でもはやる心を抑えて、車に慣れるまでは安全運転を心掛けて頂きたいものです。また「車両保険」は、きっちりと加入しておかないと修理代は今の新型車は、一昔前の「外車」と同じくらい必要です!今回の車も一瞬の出来事で、最低でも「150万円以上」の修理代が必要になることとは言うまでもありません。国産車でも最近は「ヘッドライト片方」でも「30万円」以上は当たり前。エアバックが開くだけで「40万円」以上が修理代に加算されます。今回車両保険は付保されておりましたので「完全復元」は出来ますが・・・。ピッカピカの新車がココまで変形してしまうと、テンションダダ下がり・・・。新車に乗られる方は「まずは車に慣れるため」、慣らし運転をして下さい。その車の限界値をしっかり把握して下さい。