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ビーテックニュース

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溶接の達人「迫田鉄工所?」棚つくり。

2020/02/24

令和2年2月23日(日)は、令和天皇陛下お誕生日(旧:天長節)、昨年5月に即位され始めての天皇誕生日となるが現在猛威を振るっている「新型コロナ肺炎」の関係で、一般参賀は取りやめとなった。

その翌日は振替休日となり、今年は連休になった。ビーテック東大阪工場ではかねてより、修理車両の部品置き場が少ないことが課題になっていた。工場内に3か所作ったがまだ足りない状況であったので、洗車場の付近のデットスペースに目を付けた「迫田工場長」。

IMG_2928ここにも棚を作ることになった、平日には中々出来ないのでこの振替休日にやってしまおうと、AM8:00から、作業に入った。段取り良くL型のアングルを切断していき得意の「溶接」で組み上げる。

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IMG_2948水平器で「垂直・水平」をしっかり図りながらガンガン組上がっていく。仮止め溶接も難しいという、ポイント、ポイントを点で溶接していくために一か所でも外れたら一瞬にして崩れる鉄製アングルなので結構な重さがあり下にいたら間違いなくケガをするとか・・・。

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「どない!これ、休憩用のベンチ作ってみました!」すごい。図面もなしにスケールと水平器だけで組み上げた。「よっしゃ!できた!あとは本付け(溶接)するだけ!」

IMG_2962ここからは、この溶接用のフルフェイス型の面が役に立つ・・・。

IMG_2952そう、両手が空くので作業効率が格段にあがる。

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IMG_2956前面のシールドは、通常の明るさなら透明で、溶接の火花が出た瞬間に暗くなる。また完全に顔面を覆っているので、長時間の作業でも「溶接焼け」が起こらない優れもの。

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肉眼で見たいときは、面を上に「すっ」と上げるだけ。野球のキャッチャーマスクみたい。

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IMG_2963ガンガン溶接していく!「よっしゃ出来た!。」後は板を載せていくだけ!

IMG_2969次は大工仕事!コンパネをアングルの寸法通りにカットしていく!(しかし、なんでも出来るな~!)

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ホイホイホイ!っとな。「バッチリや!寸分の狂いもないとはことのことやな!」と自画自賛。出来上がった作品がこちら・・・!「ま~、なんと言うことでしょう~♪」

IMG_2928ビフォー

IMG_2981アフター!

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編集後記>:これでまた新たな収納スペースが出来上がりました。鈑金塗装工場では修理中に外されたパーツなどをどうしてもその車の中に積んでしまう。何気にシートの上などに・・・。お客様の大切な愛車の室内に部品が無造作に置かれているのは良い気はしない。ビーテックでは修理中の車内には部品は載せないのが基本(TUVテュフの監査項目にもなっている)。その為にはその部品の一時保管の場所が必要になってくる。限られたスペースを如何に有効活用する為には「収納棚」が必要。

24日AM8:00~作業に入り14:00には完成したこの手作り棚、素晴らしい出来栄え!これで休み明けから、現場に所狭しに置かれていたパーツが整理出来ることでしょう。工場内の「整理整頓」はその工場を見たときに誰が見てもわかる、工場の優劣判断の大きな一つになります。最後に一人で仕上げて頂いた迫田工場長には感謝したい。

IMG_2978「ふぁ~、疲れた~」車の溶接とはまた違う、さながら「鉄工所」のような仕事です。この「くつろぎスペース」も職人さんへの思いやりから作られたもの。最後に作品の前で記念写真!

IMG_2977「如何ですか?ビーテックは車の修理だけではないですよ!」ご依頼があれば現地までお見積りに参じます。当然「辰巳工務店→迫田鉄工所」への依頼となりますが・・・(笑)。(取材・撮影・少しの手伝い・文責:辰巳寛一)