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ビーテックニュース

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鈑金職人はパネル修理が基本!

2015/03/16

最近の車の外板パネルは、「高張力鋼板」というもので極限まで薄く軽量化を図っている。その反面今までのようにそのパネルを鈑金するのが非常に困難になってきている。仕上がりに「歪」が出てしまいパネル交換がかなり増えてきているのが現状である。

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今回、大阪アウダ会主催で、「外板パネル修理の技法」として、厚労大臣認定(現代の名工)「杉山裕二先生」のセミナーに当社からも「康川・迫田・柿木」の三名が参加した。

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午前中は「座学」で、昼からの実習を理論的に説明を受ける。

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昼からの実習では、座学で学んだ今の鋼板の特性などを実際の外板を使っておこなう。衝撃を与えず「熱」を加えて修復する技法である。一切のスライドハンマーなどは使用しない。

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今回の研修会場は、堺市にある「だいにち自動車」様の工場で行いました。有難うございます。この研修を実作業に活かせて、いままでパネル交換と判断していたものを、パネル鈑金としての作業を増やして行き工場収益を確保していかねかればならないと思う。その為には新しい技術を取り入れる。固定観念を捨てて何事にもチャレンジしていく精神が重要になってくるのではないでしょうか。

(撮影:迫田/編集・文責:辰巳)