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ビーテックニュース

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高級塗料こそコストダウン!

2014/10/10

「安物買いの銭失い」と言うことわざがあるが、色々な場面でそのことわざを痛感することがある。

ビジレンビーテック門真工場では、最高の品質を目指す為に「塗料」にもこだわっている、国内塗料だけでもいろいろなメーカーがある、そこに海外塗料を含めると一体どの位の塗料メーカーがあるのだろうか?ビジレンビーテック門真工場では「株式会社サンエース」様が取り扱っている、「日本ペイント」の「レアル」を使っている。

調色②← 指導を受けた通りに調色をする「石田塗装士」

この塗料は、職人に言わすと「調色」に少し癖がある、しかしその癖を掌握すると、色のとまりが良く今までの塗料と同じ位の量を作ると必ず余ってしまう。また、高級な塗料を使っているという意識もあり、明らかに「使用量」が削減できる、と職人達は語る。

結果的には「コストダウン」に繋がり、職人達の意識レベルも向上し品質につながる。

本日は、先日ビーテック門真工場に新しく仲間になった「石田塗装士」が前職で使っていた塗料と違うので、少し戸惑っていたことを「株式会社サンエース」様に伝えると、即日「日本ペイント販売㈱」山本様、板見様と同行でアドバイザーの「中村講師」が弊社門真工場まで、来て頂いた、1人の塗装士の為にマンツーマンでの細かいポイントを説明して頂いた。朝一番から昼過ぎまで現車を使って指導して頂き、石田塗装士も20年の経験がある「2級金属塗装士」、色々な質問をバンバンぶつけるも、都度即答していく中村講師。

説明②        色合わせ

最後に「青」を少し混ぜて見ましょう。など的確なアドバイス、と言うよりこの「ニッペ:レアル」の特性を細かく指導して頂くことで、調色にかかる時間が大幅に削減できる。我々「工賃仕事」の業界は「時間が命」、時は金なり!色々な説明を一方的にされる講師もおられますが、本日来て頂いた日本ペイント販売㈱の中村講師は、常に石田塗装士の質問に答える姿勢である。

マスキング①   修理箇所

マスキング①   本塗り②

調色さえ極めれば、塗りはベテランなので「任して!」と石田塗装士、ん!やはり止まりが良いなぁ。色もピッタリあっているようでこの扱いが難しいとされる「ニッペ:レアル」を使いこなしていく。因みに今回練習に使わせて頂いた車両は弊社グループ会社の「ビジレスレンタリース」のレンタカーを使用させて頂いております。自分が理解しているだけではなく、人に教えて改めて自分も勉強になる。私も元は「塗装士」であり、職人でしたと、中村講師。本日は長い時間お付き合いを頂き有難うございました。

ビーテックニュース編集部:辰巳