暑さ寒さも「彼岸まで」とよく言われたもの、しかし今年の春の訪れは少々微妙な感じ。急に暖かくなって「あ、やっと春が来たか・・・」と思ったら急に冷え込んで北部では積雪・・・。スタッドレスタイヤ（冬用タイヤ）から中々「夏用タイヤ」に戻す機会を失った方も多いのでは・・・。

大阪では今年の冬は殆ど積雪が無かったので、スタッドレスタイヤもあまり活躍する時はなかった。スタッドレスタイヤを装着されている方は早い目に「夏用タイヤ」に交換することをお勧めしている。

私（辰巳）の愛車も中々夏用タイヤに戻す機会を失っていたがやっと交換することができた。作業者は「ロジスティクスチーム」の竹下チームリーダーに依頼した。日頃はお客様のお車を「納車・引取・洗車・出庫前点検」を専業としているがチーム全員が整備経験がある強者揃いである。

　　　

手際よく作業が進み、空気圧もキチっと調整しあっと言う間に作業が完了した。車の構造（ジャッキポイントやトルクレンチ）を熟知しているからこそである。営業時間内に作業をしてもらったので後ほどフロントから請求書が回ってきたのは言うまでもない・・・（涙）。

＜スタッドレスタイヤは早い目に夏用タイヤに戻して下さい：編集部より＞雪道では力を発揮するスタッドレスタイヤですが、通常の道では夏用タイヤに比べるとグリップ力が確実に劣ります。特に「雨降りの道」（ウエットコンディション）では夏用タイヤの半分くらいと言っても過言ではないでしょう！現にスタッドレス装着者がスリップで事故を起こしている方の殆どが「止まらなかった！」、「曲がり切れなかった！」とかで結構な損傷を受けている車両が入庫してきております。

また特筆すべきは、路面温度が高くなるとスタッドレスタイヤはアッと言う間にすり減ってしまう。それはゴムの固さにあります。雪道、氷上の上でのグリップを高める為にスタッドレスタイヤのゴム質はかなり柔らかく作られているのが原因。

来シーズンも使用することを考えているなら、一日も早く交換することをお勧め致します。ビジネスレンタリース㈱のレンタカーも今必死に夏用タイヤに交換していっており来るGWには全車夏用タイヤに変更させて頂きます。

（文責：辰巳寛一）