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ビーテックニュース

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バックアイカメラの落とし穴

2017/09/30

昨今、車の装備は色々進化してきている。アシストブレーキや、前方車両追従装置、そのような装備の先駆けとなって現在は殆どの車両に標準装備されているのが「バックアイカメラ」。

車庫入れなどでバックギアーに入れると、ナビモニターが後方のカメラ映像に切り替わる。後方の壁や駐車中の車との距離を見るのに非常に便利な装置である。

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しかし、実際の映像には写り辛い手前の側溝や、影になっている所に構築物があっても分かり辛いことがある。しかし何処までバック出来るかを運転席から確認出来るのでどうしても頼りがちになる。

ビーテックに入庫してくる修理車で最近特に増えてきたのが、駐車場内での接触。教習所で車庫入れの練習や検定試験では必ず進入路の確認と移動中は目視による安全確認ですることになっているが、今のドライバーはこの便利なバックカメラからの映像モニターを見ながらの車庫入れが増えてきている、確かにカメラやモニターの精度も良くなってきている他、バンパーにセンサーが埋め込まれていて障害物などが近づくと警報音がなる車もある。真後ろの車などには接触はこれで防がれているのだろうが、通路から一台分の駐車枠にバックで入れる時も目視では絶対に確認出来る両側の車に接触するケースが増えてきている。

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一見するとこのままモニターを見ながらバックすれば入庫出来るように見えるが、実際はかなり右側に停止している白い軽自動車に近づいていっている。

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このまま、バックをすると確実に接触してしまうがカメラだけではそれが確認出来ない。

IMG_0048サイドミラーで確認すると完全にかぶっているのもわかる。このようにして停止中の車両に接触してしまった車両の入庫が後を絶たない。

バックモニターは非常に便利な装置ではあるが、やはり人間の目で確認するのが一番。損傷自体は軽微なものになるが、相手側の損傷と自車の損傷で少なく見積もっても「最低5万+5万円」で「10万円」の出費は覚悟しなければならない。勢い良く接触してしまうとその倍はかかる。突発的な出費で「10万円は痛い!」当然対物保険や車両保険に加入されているので、保険を使うことも可能ではあるが翌年の保険料に影響する等級が「3等級」落ちてしまい、いままであった割引金額が翌年から上がってしまい結局は「10万~15万」の出費は免れないことになる。また、最近の駐車場には「防犯カメラ」も設置されているので、そのまま逃げても今や殆ど検挙されているのも現実。バックアイカメラに全て頼ってしまうのはあまりにも「リスクが高い」。小さい子供さんなんかがしゃがんでいても気付かないでバックしてしまうと大変な事故に繋がる。

<編集後記>

便利な世の中にはなって来ておりますが、最後は人の目、人の手が必要であり確実に安全を確かめて安全運転に心掛けて下さい。加害者も被害者も一瞬の出来事で金銭的にも心情的にも「ブルー」になってしまいます。これから益々自動車も進化していき、安全装置が沢山装着されていきますがそこには必ず「落とし穴」があることを頭において快適な「カーライフ」を御愉しみ下さい。(取材・撮影・文責:辰巳寛一)