本年４月にビジネスレンタリース株式会社に入社した「新入社員」が、グループ会社である当社「ビジレンビーテック東大阪工場」に研修を兼ねた工場見学に訪問。

５月から其々の配属が決まるので今月末までの新人研修となり「ビジネスマナー」や「レンタカー業」の教育をうけている中の一環として本日午後ビーテックを訪れた。１時間の座学でビーテックの歴史や「鈑金塗装工場」の在り方など説明をうける。

　　　

最初は少し緊張気味ではあったが、そのうちに質問なども出たりするが、いままで「車」に関する専門知識が全くないので「何か質問は？」と聞かれても何を質問すればいいのかが分からないのが現状かと思う。一連の流れを説明した後はいよいよ工場での実際の作業風景を観てもらうことになる。

　　　

　　　

ビーテックの工場見学は実際に簡単な作業を体験してもらう「体験型工場見学」だが、あいにくこの日は「鈑金作業」がかなり立て込んでいて、実作業の見学のみとなった。聞くより見る、見るより「体験」が本来一番良いのだが今回ばかりは、さすがの迫田工場長も手が離せない状態だったので体験はまたの機会となる。

その後、塗装の見学に移るがせっかくなので「塗装」だけは体験してもらうことになる。

　　　

先ずは「調色作業」の前に色合わせをしてもらう。一台、一台オリジナルで色を調合する難しさ自分の「目」だけが頼りになる。調色データー（レシピ）が決まるとそのデータ通りに塗料を混ぜて行く。

　　　

　　　

　　　

１０色ほどの塗料をデーター通りにグラム単位で入れて行く。

さて、いよいよ塗装ブースに入り塗装を体験してもらう。

講師は、「大谷（一級塗装技能士）」塗装ガンの説明と吹き付け方など説明したあと先ずは大谷先生がお手本。

　　　

　　　

　　　

こうして、なんとか一枚のフロントフェンダーが塗りあがった。其々体験してもらってどうだっただろう、今後あまり体験出来ないことではあるが「車」の塗装をするまでの行程にはもっと多くの作業がある。出来上がった作品の前で記念撮影！「パシャ」

＜編集後記＞

今回の工場見学はグループ会社の新入社員、技術講師となった「大谷塗装士」も良い経験になったと思います。自分が日頃やっていることを「人に教える」、即ち「先生」になることも難しいこと。今後「ビーテックアカデミー」なるものが出来た時、昼間は職人（技術者）として働き、夜は「先生」となる。これからは教え方も勉強していってほしい・・・。人から「先生」と呼ばれる職業に就ける日は近いかも。（編集・文責：辰巳）