• 東大阪工場オープン
  • 水性塗料導入

ビーテックニュース

※写真クリックにて拡大できます。

(祝)一級塗装技能士:合格おめでとう!(東大阪工場:津村塗装士)

2016/10/01

ビジレンビーテックの塗装士は全員が「一級塗装士」の有資格者になった瞬間が来た!

今年入社してきた自動車塗装20年のベテラン塗装士「津村(塗装士)」氏、入社してきて第一声が「え~、全員一級塗装士の資格持ってるのですか!」と驚いていた。

いままでの会社では、資格なくても技術があれば通用していたのでいままで全く意識してなかったらしく、これは業界側として反省しなければならないところではないだろうか?ビーテックに入社した以上は有資格者になって頂かなければならない。

そこから「津村氏」の試練が始まった。試験は年一回の「一発勝負」、合格率も60%前後の難関である、ビーテックの塗装職人は昨年の試験で全員が一発合格しているのも彼にとってのプレッシャーになっている。7月の初旬(土曜・日曜)に実技と学科の講習会があり、実技試験が7月の最終の日曜日。(酷暑の中)

それからは、仕事が終わってから毎日のように「地獄の練習」が始まった。先生は「松岡統括部長(技術指導)」これがまた厳しい!「あかん!やり直し!こんなんじゃ絶対不合格や」と静かになった工場に声が響き渡る。

IMG_0061   IMG_0053

「お先に帰らせて頂きます~」と、嫌味っぽくいじられたりすることもありました、なんとか形になってきても「松岡部長」の駄目だしが続く。でもこれはビーテックの塗装士が全員通る道。

IMG_0057   img_0066

この「ラッカーパテ」が一番難しかったと、津村氏「自動車補修で最近こんなパテなんか使わないでしょう!」(津村氏)。しかしこのラッカーパテを使いこなせる技術者でないと、一級塗装士にななれない。調色してペイントするだけが一級塗装士ではない!と松岡統括部長にも指導される。毎日、毎日「塗っては剥がし、塗っては剥がし」の日が続く。いよいよ試験当日の前夜、松岡統括部長に「忘れ物するなよ、何持っていくか並べてみ」

img_0046一カ月、よう頑張ったなぁ。あとは明日失敗だけはしないように平常心でいきや。「ありがとうございます」(津村氏)。「ビール1ケースでええわ(笑)」(松岡部長)「落ちたら1ケースもらいますよ!」(津村氏)

実技試験は無事終わり、8月24日(日)には学科(筆記)試験がある。これがまたレベルが高い、翌日「答え合わせ」を自己採点したら、「何とか合格している」とのこと。合格発表は9月30日にインターネットで発表される。

9月30日「A-003(受験番号)」が確かに発表されていた!「よかったな~!」と朝礼でも拍手。本日の朝礼の時に迫田工場長から、胸に張り付ける「ワッペン」が贈呈された。

img_0081このワッペンの為にやったのではないが、いままでは「PAINTER(ペインター)」のワッペンを張り付けていたが今日からは「一級塗装技能士」のワッペンが胸にはりつけられる。

img_0080   img_0077

img_0078先輩の「兵頭塗装リーダー(一級塗装士)が、「よかったな~、よう頑張ったな~」と労いの言葉もかかった。

津村氏が「よう言うてますわ!試験前に、ビーテックの人間は全員一発合格やねん津村君が落ちてくれたら思いっきり話題になるから、落ちてくれへんか?(笑)」って言うてましたよね。と大笑い。

<改めて津村一級塗装士に、「今の心境」をインタビューした。>

img_0079「いや、ほんとうに嬉しいです!これ正直な気持ちです。一級塗装士なんて取得出来るとは思ってなかったし、いままでそのような環境になかったので仕事として毎日塗装業をしてましたが、改めて『一級塗装士』のワッペンを胸に付けて仕事をしていると今までとは少し違う気持ちになります。『これが一級塗装士の仕事か?』と言われないようにしなければ、この資格にキズがつく。そのような責任感が出てきます。資格って大事だなぁ~と実感しました。資格手当も嬉しいですが、いままでのような塗装屋さんではなくなり、『塗装技師』として誇りを持てるようになりました!応援して頂いた会社、同僚には心から感謝申し上げますし、なにより毎日練習に付き合って頂いた松岡部長に感謝しております、ありがとうございました!」(津村:談)

<編集後記>

この業界(BP業界)は、社会的地位が残念なことにあまり高いとは言い難いのが現状。しかし見習いから5年~7年位の下積み期間が必要で、入って3年そこそこでは技術者とは言えないほどに高度な技術者の「労働集約産業」である。直需(直接の車両ユーザーからの依頼)が少ないのでどうしても、下請け産業となってしまいその高度な技術を要する「工賃」が低くなってしまい、長時間労働や賃金や休日に影響してきている。

ビーテックは、現場が中心の会社!鈑金塗装の「現場職人達」には、定刻の18:30には必ず仕事を終わって頂く、15:30~16:00までの「ブレイクタイム」もしっかりとって頂き体を休めて頂く。また月に二回は「公休」があり平日に交代で「リフレッシュ」をして頂く、その余暇を利用して色々な資格にチャレンジしてもらう時間を各自作って頂く余裕を持って頂きたい。

「仕事、仕事」の毎日では人生勿体ない!日々成長して頂き「素晴らしい人生」を刻んで頂く為に「公私」をしっかり分けて頂く。色んな資格にチェレンジする時間を作って欲しい。

「資格なんかあっても仕事が出来なかったら意味ない!」と言われる方もこの業界まだまだいらっしゃいますがビーテックはその考えはない。技術は当然磨いて欲しいしかし、どんな良い仕事をしてもお客様からすればどうでしょう?「美味しい料理を出す料理人が、調理師免許」を持っていないと知ったときからも、その店に足を運んで今まで通り「舌鼓」を打てるだろうか・・・、疑問です。

一方で鈑金士の資格には「自動車車体整備士」資格しかない。これだけ、複雑化している自動車車体にそれだけの資格で良いのか?自動車整備士のように「三級・二級・一級」があってもいいのではないのか?

業界団体も「車体協」として存在するが、存在しているだけではなくもっと「社会的地位向上」の為に国政や世の中に働きかけるべきでは・・、と感じてしまう。

今回、一級塗装士に見事合格した「津村氏」には心からお祝いを申し上げ、今後のビーテックの塗装技術向上に尽力を賜りたい。津村君!「おめでとう!」(あっぱれ!)   「取材・編集・撮影・文責:辰巳」